本文を書く時に使われる表現

挨拶文の後に、本文を書きます。
メールを書くそもそもの目的は、この本文でこそ達成されます。その意味で本文は最も重要と言えるでしょう。

挨拶が日頃の御礼や名乗りで始まりますから、本文の始まりを際立たせるのに、改行し、以下の表現で始められます。

さて、~についてですが、
早速ですが、~

 あるいは件名を指して、

標題の件で、ご連絡いたします。

同音の語にしばしば間違って変換されることがあります。「表」ではなく、
「標題」「標記」ですね。変換ミスに注意しましょう。

その次に来る表現を見てみましょう。

●ファイルを送付する時の表現

・~を添付にてお送りいたします。
・~をお送りいたします。ご確認くださいませ。
・~を送付いたします。ご検討のほど、どうぞよろしくお願い申し上げます。


さらに、送付したファイルについて先方から問合せなどいただけるようにとの配慮から、
次の文を添えることもあります。

・ご不明な点などございましたら、ご遠慮なくお問合せいただければと存じます。

●ファイルを受け取った時の表現

・~を受け取りました。
・~を確かに拝受しました。
・~を確かに拝領いたしました。
・~を早速お送りいただきまして、ありがとうございました。


●連絡を受け、了解した旨を伝える表現

・~に関するご連絡をありがとうございます。承知いたしました。

この時、日時や数量に関するやり取りの場合は、重複することを心配せずに明記し、
確実な相互理解を持てるようにすると良いでしょう。

・21日は19時からに変更とのこと、承知しました。

但し、英数字を含む情報であっても、
ファイルにかけたパスワードの場合は情報漏洩を恐れ、
別メールでお知らせすることが多いです。

・パスワードは、後ほど別のメールにてお知らせいたします。

ただし、この方法にもリスクがあります。
それぞれの職場でのやり方に従うようにしましょう。

ビジネスメール本文で使われるこのほかの表現については、また別の機会に考えていきましょう。




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