メールで依頼をする時は

メールで使われる依頼の表現は「~てください」と「お願いします」だけではありません。
これらのほかに、より丁寧な表現も用いられます。

ステップ1 すべきことを明確に依頼

例)ご記入ください。

例)お読みください。

丁寧ですが、これらは指示として、
メールの読み手がすべき必要なことを知らせています。

もう少し丁寧に伝えたいときに登場するのが、「~てもらう」「~てくれる」、
それらを敬語にした「~ていただく」「~てくださる」の形を使った表現です。

この形を使って自分の感謝の気持ちを表すことで、よりソフトで丁寧な言い方に変わります。

感謝の気持ちを込める依頼表現を見てみましょう!


ステップ2から、ステップ3へ、
より改まった表現となり丁寧度合いが上がっていきます。

ステップ2 感謝を伝えながら丁寧に依頼

例)ご確認いただけますでしょうか。

例)ご覧いただけませんでしょうか。

ステップ3 さらに、フォーマルさもプラスして

例)再度ファイルをお送りいただけますと幸いです。

例)ご検討いただけますと幸いに存じます。

「幸い」は「さいわい」と読みます。
意味は「ありがたい」「助かる」と同じですが、
よりフォーマルに依頼内容を伝える時の表現です。

もし、あまり堅苦しい表現にしたくないなというときには、「幸いです」を「助かります」や「ありがたいです」に変えて、

例)お送りいただけますと助かります。

と書くこともできます。


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